走っているときに思うこと

去年の十一月に、羽田に仕事で行った時に、なんとも言いようのない不安な気持ちにどうしようもなく動揺して、困った。

久しぶりの日本だったし、滞在先のホテルも素晴らしく、会いたい人にも会うことができて、申し分なく幸せな時間を過ごしていたのに、

突然、夕方ごろに、居ても立ってもいられないほどの焦燥感と不安な気持ちでどうしたらいいのかわからなくなり、急いでホテルに戻ったのだ。

しばらくして、気持ちが落ち着いた時に思い出した。

そういえば、もう何年も前だけど、以前はこんな気持ちがしょっちゅうで、スーパーにも行けなかった時があったなあ。。。

原因を探ってみた。

フライトの疲れや、時差の疲れ、寝不足の上にハードスケジュールが重なって、かなり疲れていたのがいちばんの原因。

私の場合、疲れがたまると体が参るより先に精神的にくるのだ。

なぜそうなのだろう、と色々分析してみた結果、自分なりの仮説を立てて実証してみようと思った。

おそらく、体力に個人差があるように、ハッピーホルモンと言われる、セロトニン等のホルモンの分泌にも

個人差があるのではないか。

もしかしたら、もともと量が少ないので、疲労などがたまるとパニックを起こすほど、脳内のホルモンバランスが悪くなるのではないか。

様々な、学会の論文や書籍などを調べているうちに、皆似たようなことを言っていることに気がついた。

それは、脳内のホルモンバランスを良好に保つためには、たくさんの酸素が必要だということ。

以来、有酸素運動をやってみようと思い、私にとって一番手っ取り早い方法は、ランニングだった。

ランニングなら、それなりの服を着て、シューズを履いて、走り出せばいい。

高価なギアもいらないし、相手も必要ない。どこでもできる。

幸いなことに、フラットメートも一緒に走ってくれたりして、自分の走ることへのモーチベーションを上げるのに、最高の環境でもあった。

彼女は、もう10年前から毎年、オークランドマラソンに参加している。

つられて、自分も今年、参加することに。

おかげで良い目標ができた。以来、ほぼ毎日、フライトで空を飛んでいる時じゃない限り、走っている。

半年以上、自分で実験してみて。。。

去年の十一月に感じたような、どうしようもない焦燥感、不安感のようなものは感じなくなった。

たまに、ちらっと何かの拍子でそんな感じが起きることもある。けど、おそらくそれは、誰にでもある普通の感覚なのではないかと思う。

全く、不安に感じない人はいないと思うし、不安だって人間としてあって当たり前の大切にすべき感情なのだ。

ただそれが、マネジブルであるかどうかなんだと思う。

距離だって、スピードだってまだまだだけど、走っていて思うことがもう一つある。

それは、いちばん辛いのは、走り始めた最初の2キロだな、ということ。

辛い時、頭の中で、”右、左、右、左” と、自分の足に号令をかける。

そして、そのうち、交互に号令をかける余裕もなくなって、”左、左、左、、、”となる。笑

余計なことを考える余裕がなくなるので、頭の中はきっとデフォルト状態。それがいいんだと思う。

瞑想と同じシステムなんだと思う。

しんどくなって、もう止まりたいと思う時、私は自然からエネルギーをもらうようにしている。

美しい夕焼けの空から、雨上がりの虹から、反復する波の音や、青い海、樹木や草花から。

職業柄、いろんな国で走りながら、様々な風景を楽しめることも本当にラッキーなことだと感謝できる。

もしも、あなたが、私のように、不安や焦りでどうしようもなくなるような、精神の状態に苦しんでいるのだとしたら、このブログを読んでくれたことはただの偶然ではないと思う。

それぞれの方法が、きっと見つかる。

Running @ Manhattan beach

Mums running with twins baby buggy!… Just amazing!!!

 

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